2009年11月13日

いよいよ受講生が…

暫く普通の「日記」とラット談続きで
ペットブログへの宗旨替え疑惑が囁かれ始めている時分であろうが
ここで満を持して授業のお話。

昨年度は前期・後期共々講義形式で最初から最後まで通したのだが
後期の最後に学生に授業の感想を書いてもらったところ
「先生ばっかりしゃべってる!もっと俺らにもしゃべらせてくれ!」という
その意気やよし的コメントが複数あった。

これはもう演習形式しかないでしょう!(ワクワク)
折角参考文献取り上げているんだからいっそ学生にレジュメつくってもらっちゃえ☆
ということにした次第である。

とはいえ彼等彼女等の専門は社会学ではない。
基礎知識ナッシングの状態でいきなり足の立たない深みに放り投げたそのうえに
水鉄砲を乱射するような真似は流石に酷だろう。
ということで最初の1か月半くらいは通常の講義形式で授業を進め
(その代わり授業時には片っ端から当てまくった)
ある程度目鼻がついたところでいよいよ深みに突き落…もとい
救命胴衣と命綱と浮き輪完全装備で遠浅の砂浜に放流(して水鉄砲を乱射)する
というわけだ。

3年くらい前にもこのスタイルの授業だったのだが今回はどうだろう?
期待(と不安)でドキドキブルブルする。

これから学生さんに泳いでもらう文献は
佐藤郁哉氏の『暴走族のエスノグラフィー』である。
我が国のエスノグラフィーの古典的名著の一つだ。
この本一冊全部読もうかとも思ったのだが、折角の機会なので
グラウンデッド・セオリーにもチラリと触れておきたいなということで
昨年度と同じくグレイザー&ストラウスの『死のアウェアネス理論と看護』も
この後に取り上げる予定。
ちなみに受講生の中では実習等で施設見学に出かける学生さんもいる。
昨年度この本を読み終わった後の感想に「自分も医療施設の見学に行くので参考になった」
というコメントがいくつもあったので、今年度も読むつもりだ。
そして最高学年ということで今後は社会に出て学校文化とは異なった世界の中に
参入してゆく彼等彼女等のために
こちらも昨年度と同じく、鵜飼正樹氏の『大衆演劇への旅』も読む予定でいる。



『死のアウェアネス理論と看護』がどこに行ったのか見当たらない…。
「これからはこれとこれとこの本を読むYO!」と、
授業時に学生さんたちの間で回覧してもらおうと思って
黒本(佐藤)・緑本(G&S)・ピンク本(鵜飼)を鞄に詰め込んで
さていよいよと出してみたところ
鞄から出てきたのは

A.ギデンズの"The Consequences of Modernity"のペーパーバックだった…


…『死のアウェアネス理論』とCOMの外観については各自確認して頂けるとありがたい。


いくら差し当たっては使わないからとはいえどちらも緑一色の表紙だからといって
あまりと言えばあんまりなミスである。
すっかり意気消沈して帰宅後、改めて今度は本物の(別にCOMが偽物なのではないのだが)
緑本を探すも見当たらず
どうしようもないので新たに購入することにする…そして入手した瞬間きっと
どこかから出てくるんだろうな。どうせどうせ(いじける奴)
posted by tristram(高橋嘉代) at 08:05| もの教え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする